大規模震災直後に火災が発生した際、建物の歪みによって防火戸の枠が変形しても、扉が上枠や床と干渉することなく閉鎖することで防火性能を保持し、避難経路を確保できる大変形追従随時閉鎖型防火戸です。
●2011年に東日本大震災を、2016年には熊本地震がありました。大地震では建物のみならず、ドアやサッシなどの非構造物も大きなダメージを受けます。しかし、そのような条件下でも防火区画に使われる防火戸は、正常に作動し防火性能を保ちながら避難経路を確保するという役割を果たさなければなりません。文化シヤッターは、そのようなドアを作るべく研究開発を重ね、大地震にも対応出来る防火戸を開発しました。
●面内、面外およびそれらの組み合わせでの層間変形角1/90(瞬間最大1/60)に対応でします。
オートヒンジのトップピボットの軸長さを伸ばし、扉上部でのクリアランスを拡大することで扉と枠の接触を極力なくし、同時に扉の干渉を防止します。
レリーズの扉側フック部が建物変形に合わせ変位する。レリーズの引っかかりによる閉鎖不良を防ぎます。
扉下部に取り付けた巾木が建物変形に合わせて上下変位します。また、戸先の下部には戸車を内蔵しており、扉の閉鎖を補助します。床との干渉により扉が開かなくなる事を防ぎます。
片開き: 最小 W 900 × H1800〜 最大 W1400 × H3000
両開き: 最小 W1800 × H1800〜 最大 W2800 × H3000
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